面会交流支援室「ぐっどペアレンツ・いわて」
ご利用案内

面会交流支援事業について

離婚する夫婦間で持ち上がる問題が親子の面会交流

「離婚後の子どもの面会は大事だと思うけど、元配偶者とは顔を合わせたくない場合はどうしたらよいでしょうか?」(同居親側)

「子どもを監護している側の親が『元夫婦が顔を合わせない状況なら面会交流してもいい』と言っているので仲介者がほしい」(別居親側)

「ぐっどペアレンツ・いわて」では、この離婚後の家族、そして子どもたちのために「面会交流支援」というサポート事業を行っています。

当支援室は同居親・別居親双方の立場の父母らによって2009年に設立された「面会交流・第三者機関」です。県内に仲介組織がなく自分たちも苦労をしたため、結局自分たちで始めることとなりました。

DVやモラハラ、浮気が背景にある離婚では、人の数だけ親権が定まる理由も異なります。元配偶者とは顔を合わせたくないと思う方も多い状況です。

そこで、顔を合わせることに抵抗があるという元ご夫婦のために、「面会交流支援室 ぐっどペアレンツ・いわて」では、面会交流の仲介支援を行うサポートを受け付けています。


面会交流支援事業担当社である盛岡市内の事務所で、子どもの受け渡し、付き添い、連絡などの有料サポートを行っています。

何度か私たちの支援を利用してみて、最終的にはご自分たちだけで連絡を取り合い、面会交流を行えるようになることを願っています。

「ぐっどペアレンツ」…子どもにとって、いつまでも双方が「良い親たち(グッドペアレンツ)」であるようにと願って、この名称を使用しています。



【面会交流支援サポートの範囲】
1. お子さんの受け渡しサポート(同居親側が事業所にお子さんを預けて、時間差で別居親側が会いに来るケース)

2. 面会交流の付き添いサポート(別居親が同居親側の許可の上、お子さんと事業所を出て遊ぶ場合に付き添うケース)

3. 元夫婦間の連絡サポート(連絡をしにくいという元ご夫婦のために仲介サポート側が双方に面交の連絡などを行うケース)

上記のケース以外のサポートを希望される場合には、「ぐっどペアレンツ・いわて」までご相談ください。
同居親の許可があれば付き添いがなく自由に遊べるケースや、遠方に移動する必要がある日など、臨機応変に対応をします。

事務所にはキッズスペースがあり、その場でも遊べますし、近隣施設を利用することも可能です。
ご希望により、他の場所での面会も可能です。


【面会交流支援サポートの利用方法】
1. 離婚前のご夫婦のケース

離婚前であれば、夫婦間で協議や調停などを行い、子どもの面会交流についての取り決めを行ってください。
会う頻度(月に1回など)、会う方法(支援サポートをどこまで利用するか)、連絡方法(本人たちだけでの連絡、サポートを通しての連絡など)、同居親が別居親に面会交流の際に配慮して欲しいこと(遊び方、プレゼントなど)、支援サポートの費用をどちらが負担するのかなどを事前に細かく細かく決めて、その希望に沿って、仲介サポートにご登録ください。
事前に双方(もしくは親のどちらか)の面談も行い、条件を再確認させていただきます。

いざ、面交の際に取り決め事項が足りないと思われるものなどは、事前に支援サポート側が双方に連絡をし、再調整することもできます。
難しい条件変更の場合や、条件変更内容で折り合いが付かないものは、家庭裁判所において面会交流の調停を行い、改めて取り決めを行ってください。

調停前に一度ご相談いただき、今後どのような取り決め事項が必要なのかなどの質問をするという機会を設けることも可能です。
その後、調停中や協議中での仮の取り決めに沿った内容で一度、試行的面会交流を実行してみることが良いかもしれません(家裁でも事前に試行面会が行われるケースが多いです)。
試行面会に問題がなければ、調停などで最終的な合意をして、離婚後の面会交流サポートを進めていくという流れになります。


2. 離婚後の元夫婦のケース
今まで面会交流がなかった、もしくは面会交流を行ってきたが今後は元夫婦間で顔を合わせたくないといったケースでは、支援サポートを利用することを双方が確認し、合意に至った場合は登録をしてください。
事前に双方の面談(電話相談)を行い、条件を再確認させていただきます。
合意に至らないものは、家庭裁判所において、面会交流の調停を行い、改めて取り決めを行ってください。

条件は上記の離婚前のケースと同じく、会う頻度(月に1回など)、会う方法(支援サポートをどこまで利用するか)、連絡方法(本人たちの連絡、サポートを通しての連絡など)、同居親が別居親に面会交流の際に配慮して欲しいこと(遊び方、プレゼント)、支援サポートの費用をどちらが負担するのかなどを事前に細かく決めて、その希望に沿って、支援サポートにご登録ください。

どういった取り決め事項が必要かなど、事前にご質問も受け付けています。気軽にご相談ください。

元夫婦間と私たちの三者で、子どもたちのために良い時間を過ごせるように努力をしていきましょう。
私たち仲介支援サポーターズも、同じく親のように子どもたちを見守っていきたいと考えています。
時には厳しいアドバイスをすることもあるかもしれませんが、三者が子どもたちのために何ができるかを考えて、良い関係を築いていけたらと願っています。

DVなどが理由で離婚し、今後も配偶者との暴力的なトラブルが予想されるという方には24時間体制で支援を行ってます。いつでも連絡が可能です。


【面会交流の取り決め事項について】
面会交流の取り決めの際に確認しておくことは以下のような事項があります。

1. 回数 (例えば、月1回であるとか、1回に付き時間は3時間以内である、年に1回は宿泊も可能など)
2. 待ち合わせ方法 (当支援室での受け渡し、時間差での受け渡し、自宅、駅構内・施設内など)
3. 連絡方法 (元夫婦間での電話やメールでの連絡が可能か、当支援室を介しての電話やメール連絡など)
4. 面会交流の際に使用する費用の範囲 (プレゼントの回数、子どものためになる本代や文具代であればどれくらい、クリスマスや誕生日のプレゼントならどれくらいなど)
5. 面会交流の際に希望する遊び方 (危ない運動は避けてほしい、逆に野球を教えてあげてほしい、ゲームセンターは困るなど)
6. お互いの生活については詮索をしないという約束 (詮索があると面会交流は子どもにも負担になり、続けることができません)
7. 子どもや本人の急な体調不良でのキャンセルに対する後日の面会についての規定 (仕方のない事情なので来月に延期など)
8. 学校行事への参加の有無 (授業参観はさすがに無理だが卒業式は可能など)
9. 当支援室の利用料金をどちらが支払うか (別居親が支払うケースが多いのですが、折半ということも)
10.養育費の支払いについて(養育費を滞りなく支払うことで面会交流がスムーズにいくことも多いです。必ず取り決めをしましょう)
など

子どもが成長するにつれて出てくる細かい希望事項は当支援室が仲介して連絡を行うことができます。
簡単に合意することができない大きな変更点や希望(日数や時間を増やす)などは、家裁の調停を利用して協議を行ってください。

現在、東京家裁など都市部の家裁では細かな面交条項を定めるのが一般的となっていますが(調停調書3~4ページ分など)、地方の家裁では取り決め事項が足りないことの方が多く、とにかく事前に今後予想されるやり取りを考慮して細かな取り決めをしてください。
面交に関して経験不足の弁護士さんや調停委員さんも多く、後々再びトラブルとなるケースも多いので、取り決めは事前に細かく定めてください。


なお、当支援室の支援は基本的には2~3年をめどに終了となります。状況・お子さんの年齢によって延長も可能ですが、ご利用中の方の支援がずっと続くと他の方の支援ができなくなるためと、仲介支援がなくとも会える形を目指していただくためです(元夫婦が顔を会わせたくないからこそ仲介支援が必要な状況ということは理解していますが、子どもの成長と共に見直しが必要になるかもしれません。年々増える仲介支援に対応するために若干の制限が伴います)。


【連絡先】
NPO「面会交流支援室 ぐっどペアレンツ・いわて」
電話番号: 0120-153-215
住所: 岩手県盛岡市内丸17-7 藤島ビル201 いちご事務所内
電話相談時間: 午後13:00~20:00(※直接相談は予約制)

2009年よりスタートした非営利組織です。
事業の取り扱い先は、「いちご事務所(盛岡市)」が担当をします。
いちご事務所は、法律事務所や一般の方からの依頼を受けての調査業務を取り扱っておりますが、現地事業所は2003年より「いちご事務所」という名称で全国から子ども関連の相談(面会交流・子の監護・親からの虐待など)
を受ける事業を行っています。